(写真:議員立法「自動車政策パッケージ法案」を提出 6月18日)


日頃からご支援いただき、誠にありがとうございます。

「自動車産業の未来を考える会」議員連盟で議論を重ねてきた議員立法を、今国会に提出することができました。法案の概要としては、大きく4点です。

1点目は、自動車重量税の「当分の間税率」廃止です。40年以上にわたり自動車ユーザーに重課されてきた約2300億円規模の「当分の間税率」を廃止し、負担低減につなげます。

2点目は、自動車の任意保険料を所得控除の対象とします。若い皆さんが車を購入し任意保険に加入した場合、団体割引などがないと月額保険料は2.5万円から4.5万円と非常に重い負担になっています。こうした実態も踏まえ、任意保険料を所得控除の対象とし、所得税の軽減につなげたいと思います。

3点目は、高速道路料金の引き下げです。高速道路建設にかかった費用の返済期限の見直しや債務金利の見直しなどをより、どこまで走っても上限○円といった料金導入により大幅に料金を引き下げ、経済の活性化や物流費の低減を図り、地方を元気にする起爆剤としていきたいと思います。

4点目は、高齢者ドライバーの交通事故防止を図るために、高齢者向けのサポートカー限定免許の創設です。高齢者ドライバーだけはなくご家族の安心にもつなげていくために、75歳以上で身体的な機能や認知機能の低下がみられる高齢者ドライバーに対して、自動ブレーキやアクセルとブレーキを踏み間違えても急発進しないなどの先進安全技術搭載車に限り運転することができるサポートカー限定免許を創設します。併せて、サポカー購入補助金や税制面での優遇措置も検討していきます。

今後この法案の成立に向けて仲間とともに取り組んでいきます。変わらぬご支援を宜しくお願いいたします。