幼少時代・学生時代にて
私の両親は、実は漁師。漁師の生活には日曜や祝日もなく、いつも両親は朝5時前に漁に出かけてしまうので、母は私たち兄弟のために朝食を作り置きしてくれました。夜も両親ともに帰りが遅くなることが多く、夕食は兄と協力して子供ながらに晩御飯を作って食べる、そんな毎日でした。一般的な家庭とは違い両親と過ごせる時間は、たぶん少なかったのではないでしょうか。そんな子供時代でしたが、たまには両親と一緒に船に乗り、養殖のりを収穫したり、干したり、のり剥ぎの手伝いをすることもあり、そんな両親の働く後ろ姿を見て、「真面目にコツコツと働くことの大切さ」を学ぶことができたと思っています。
学校生活では、小学校ではソフトボール部、中学校は野球部、高校では一転サッカー部、大学は初心に戻りソフトボール部でした。それから、小中高の時は友人に薦められて生徒会長を務めました。
普段両親と話す機会は少なかったけど、やりたいことなど自主性は本当に尊重してくれました。大学進学の時も自分で決めた筑波大学に入学し、社会工学を学ぶことができました。「勉強も運動も遊びもがむしゃらにやった。」そんな幼少・学生時代だったと思っています。